M50(莫干山路50号)
街の至るところで再開発が進む上海では、観光客に注目されるスポットにも再開発後の場所が少なくありません。
例えば、古い工場地帯から「上海のSOHO」へと変化した「田子坊」は、今やアート&カフェのオシャレなムードで人気のスポットです!
しかし、上海には他にも同じく元工場跡で「上海のセーヌ左岸(※フランスのアート集積地)」 とも呼ばれている場所があります。
今回は、近年海外からの注目を集める中国現代アートシーンに触れる絶好のスポット「M50(莫干山路50号)」をご紹介いたします!
「M50」は工場跡地を使った広大なアートゾーン
「M50」 は1930年代に建てられた複数の国営紡績工場や倉庫の跡地に、アトリエやギャラリーなどが集合する一大現代アート地帯。
この約41000平方mの工場跡地は2002年から上海市政府の指導で現在のような姿へと発展してきました。
ここには最近注目されている中国の現代アーティストだけでなく、イギリス/フランス/イタリア/スウェーデン/日本など、海外およそ17ヶ国から130以上ものアーティストやアート関連企業・団体が集まっています。
各ギャラリーには、絵画やフォトアートを中心に陶器/彫像/映像アート/インスタレーション、またほんの一部ですが服飾やアクセサリーなどのスペースも。とにかく、上海で現代アートに触れたいなら、ここに勝る規模は他にありません!
敷地内には0~21号までの建物があり、各所にギャラリーや工房などが入っています。こうした工場施設の古めかしさと現代アート発信地としての新しさが混在する、独特の雰囲気も 「莫干山路」 の魅力なんです。
上海風月舎画廊(弊社提携画廊)
2006年6月、当時現地〔M50〕において唯一の日本人芸術家作品専門画廊として運営開始。毎月10日から翌月7日までの1ヶ月間を1会期として作品を入れ替え、油彩・水彩・水墨画・書・版画・工芸等、様々な分野の現役日本人アーティストの作品を紹介しています。
画廊住所:
〒200060
中国上海市莫干山路50号17号1楼109